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- Episode-02
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私は姉のように、小さい頃から保育士をめざしていたわけではありませんでした。ただ、なんとなくすてきな仕事だなと憧れを抱いていました。保育士をめざすか迷っていたのですが、当時大学2年生だった姉が、いきいきと大学の話をしてくれて…。心から保育の勉強を楽しんでいることがわかり、私もそんな環境で学んでみたいと名短への進学を決めました。
私は、年長さんのときに出会った先生が大好きだったんです。その先生は子どもと一緒になって笑ったり泣いたりしてくれる人。「私もこんな先生になりたい!」と決心してから、ずっと保育士をめざしてきました。オープンキャンパスで先輩たちと話してみると、まるで私の憧れの先生のように、気さくに接してくれました。それが入学の決め手です。
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姉の性格をひとことで表すと「パワフル!」。一度決めたらまっすぐその道を突き進んでいくような人です。小さい頃からずっと保育士をめざしているところも、姉らしいと思います。「保育士として活かせることはなんでも挑戦したい」と、4年間という学生生活を有効に使ってボランティア活動などに取り組んでいて、すごいなと尊敬します。
妹は、短期集中型タイプだと思います。まずはやってみて、失敗したらそのときに臨機応変に考えて方向転換できる人。私は始める前にきちんとルールを決めてから行動したいタイプなので、柔軟な性格がうらやましいですね。だからこそ、四大のような高いレベルの内容を効率よく2年間で学べる名短は、妹に合っていると思います。
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私は新入生歓迎実行委員会の活動をがんばりました。2年生に進学する前の春休みには、新入生を対象にした「たてわり合宿」の準備のため大学へ。姉に「就職活動はいいの?」と心配されていたんですが(笑)。合宿を告知するための看板作りなどに取り組みました。大変なこともありましたが、仲間と共に行動することで、チームワーク力がついたと思います。
妹の話に出ていた学童保育でのボランティア活動です。大学の長期休暇中、地元の小学校で1~3年生の子と一緒に勉強したり、遊んだりしました。中には体調が悪いのにそれを伝えられず無理してしまう子や、身体能力の発達が年齢に追いついていない子もいました。彼らの様子を実際に見た経験が、今、「先を見越した保育」を考えるときに役立っています。
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名短の指定校推薦の受験前に姉と一緒に面接対策をしたことをよく覚えています。姉が試験官役となり、何度も模擬面接をしたから、本番も堂々と受け答えができたのだと思います。試験当日は、会場まで送ってくれて「いつもどおりやれば、大丈夫だから!」と声を掛けてくれました。姉の存在は、試験突破の大きなパワーになりました。
私は次の日の保育内容を考えるとき、よく妹に相談します。「雨の日にできる室内あそびをやりたいけど何がいいだろう」などと聞くと、いいアイデアを出してくれるんです。実際に妹オススメの手遊びを保護者の方が見学に来る「保育参観」で披露しました。保育について相談できる相手が身近にいてくれることはとても幸せなことだと感謝しています。
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委員会活動や実習も一段落して、ようやく勉強モードです。採用試験対策のおともは、姉が保育の専門用語などをまとめた「試験対策ノート」。いつでも持ち歩いて、通学中に読んだり、授業後に赤で書かれたポイントを書き写したりして、勉強しています。大変だなと思うこともありますが、最後まで諦めず、姉と同じように保育士になる目標を必ず達成します。
妹は私と同じ、岡崎市の保育士をめざすようです。岡崎市の「自然と触れ合いながら保育ができる」環境に惹かれたみたいですね。市では園で蚕を飼う取り組みをしていて、休みの日は世話のために家に持ち帰っていたんです。妹はそれを見て「気持ち悪い~」と言いながらも興味津々で(笑)。1年前に就職活動を経験した先輩として、妹に自分の経験を伝えたいです。