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- 恒川由依さん

思いやりの心と積極性。
英語以外にも身についた力で自立をめざす。
もともと英語が好きで、少しでも早く英語を使って仕事がしたいと思い、名短の英語コミュニケーション学科に入学。大学ではさまざまな学科の友人との関わりがあり、実習で忙しい友人のサポートなど、お互いの状況を理解して助け合うといった、勉強だけでない、思いやりの心も身につけることができました。また、学生時代にはインターナショナルボランティアに参加したり、卒業を祝う会実行委員会のメンバーとして調整に走り回っていました。
就職活動で、まず考えたのが一人暮らしです。それまでは両親に甘えてばかりの実家暮らし。「自立しなければ」という思いが強くなり、卒業を機に親元を離れようと決意しました。できれば遠く離れた場所をと、選んだのがここ北海道でした。

好きな英語を生かす仕事で成長を実感する日々。
短大で学んできた英語で、たくさんの人とコミュニケーションをとりたいという思いから、ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパに就職を決めました。現在はホテル内レストラン「ミシェルブラストーヤジャポン」のレセプションとして働いています。お客様の対応をはじめ、団体予約の書類手続きやエージェントとのやりとり、電話の対応が主な仕事です。突然の予約や食材相談などの時は、イタリア人のシェフやフランス人のマネージャーと打ち合わせをすることもありますが、その際はすべて英語で行なっています。
電話の要件の聞き忘れなど、些細なミスが多く、落ち込むこともあります。そんな時は、お客様との対応の仕方や気配りポイント、仕事の効率化など、先輩の姿から学び、少しでも安心して任せてもらえるようになることが今の目標です。

(2017年7月現在)
一日のタイムスケジュール
- 07:00 -
- 起床
- 09:00 -
- 出勤
- 10:00 -
- 今日の予約チェック
- 11:00 -
- 明日の予約チェック
- 12:00 -
- ランチ開始
- 13:00 -
- 休憩(1時間)
09:00-15:00
午前中は事務作業などが多く、特に予約が多い時などはあっという間に時間がすぎます。
- 17:00 -
- ディナーの準備・開始
17:00-23:00
閉店までシフトが入っている時は、ディナーが終わってからクローズするまでの作業が多く、大変です。
- 18:00 -
- 退社(早番の時)
- 19:00 -
- 寮に到着
- 21:00 -
- 翌日準備
- 22:00 -
- 就寝

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“おもてなし”をするときに、
こだわっていることはなんですか?
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居心地のよさを感じていただきたいから、
いつでも同じ笑顔でお客様をお迎えする。 - 世界中からお客様がリゾートライフを楽しみにいらっしゃいます。中でも食事の時間は特に大切な思い出になるものです。そんなレストランの顔として、何より第一印象を大切にしています。どんな時でも、制服に着替えたら、お客様に対していつも同じ笑顔でいることを心がけています。もちろん髪型など身だしなみにも注意をし、レセプションに立つ前には鏡でのチェックも忘れません。
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“おもてなし”をするときの
必需品はありますか?
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ズバリ“声”です。
きれいな声もおもてなしのひとつです。 - お客様と会話をすることの多い仕事です。爽やかな印象をもっていただくためにも、大切なものは“声”だと思っています。特に、電話での対応時の声は重要です。顔が見えないお客様に対して、言葉遣いや声のトーンなどで印象が大きく変わりますので。喉を大切にするために、乾燥に注意しつつ、あまり負担がかからないよう、日頃から気をつけるように意識しています。
- 日常の中で一番良く使う英語のフレーズはありますか?
Have a nice day! Have a nice vacation!
(よい1日を!よい休暇を!)
