保育学部国際教養こども学科カリキュラムポリシー

  保育学部国際教養こども学科の教育課程は、教育・保育の課題を就学前の子どもの発達理解と発達環境の諸側面を踏まえ、総合的・構造的に、理論と実践を結びつけて探究できるよう編成するとともに、保育士資格、幼稚園教諭一種免許、Certificate III in Early Childhood Education and Care(オーストラリアのアシスタント保育士資格)の取得に必要な科目を希望するすべての学生が履修できるように編成する。

1.ゼミ・実習

  保育学部国際教養こども学科は、1年から4年までゼミと実習を系統的に配置している。
ゼミ(1年:基礎演習、2年:総合演習、4年:卒業研究)は、大学における学修及びの保育学部における教育への参加学生の基盤であり、個別指導のチュートリアルシステムである。実習は、取得を希望する免許・資格に対応して、幼稚園、保育所、施設、オーストラリアの保育施設等で段階的に実施される。

2.教育課程

学生は、国際教養こども学科の教育課程の系統的な学修を通して、教育・保育専門職として求められる高度な専門職としての力量の基礎を総合的に培うとともに、現代社会の有能な担い手、且つ、社会に貢献しうる人材として自らを開発することが可能となっている。国際教養こども学科では幅広い教養と高い専門性を養うために以下のようなカリキュラムを編成している。講義・演   習・実技科目においては、アクティブ・ラーニングの手法を用いた双方向型の授業や、ICTを利活用した授業等を展開する。

1.幅広い教養と豊かな人間性を涵養する。
「教養科目(桜花学)」と「基礎科目」からなる「共通教育科目」を設置し、幅広い教養と各領域の基礎知識を身につける。
2.教育・保育に関する専門的な知識・技能を身につける。
・「こども教育科目」、「国際教養科目」、「実習科目」、「演習科目」からなる「専門教育科目」を設置し、教育・保育の分野に関する保育者に必要な知識とスキルを理論・実践の両側面から身につける。
3.グローバル社会で通用する異文化適応能力及び異文化コミュニケーション能力を身につける。
・「専門教育科目」内の「国際教養科目」の一部に必修留学を含め、異なる文化的背景を持つ他者を受け入れる力を養うための科目を設置し、国内外の教育・保育現場で必要とされるコミュニケーション能力を身につける。

【学修成果の評価】

学修成果は、試験等を科しそれぞれの科目において身についた「知識・技能」及び「思考力・判断力・表現力」を測定する。評価における客観的評価指標として、ルーブリック等を用いる。
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