保育科
海外実習
海外保育実習 1年次(希望者のみ)
海外の保育を学び、日本保育の課題を研究。
希望者を対象とした海外実習で、オーストラリアのゴールドコースト近郊に2週間滞在し、7日間の保育所実習を行います。語学に不安のある学生も、現地の子どもたちと接するうちに言葉の壁を乗り越え、充実した時間を過ごせるようになっていきます。実習では海外の保育をはじめ、子育ての現状や日本との違いなどを学び、日本の保育の課題発見につなげるのが目的です。実際、日本の保育所や幼稚園では外国籍の子どもが増えており、海外での保育実習経験は貴重な財産となります。 近い将来、保育現場でも異文化を柔軟に受け入れた保育の力が求められることは間違いありません。海外実習で感じた個々の課題は、帰国後の学習や卒業後の保育に役立つことでしょう。
実習時期 | 1年次(希望者のみ) |
---|---|
実習期間 | 2週間 |
事前指導 | 実習を受ける前提としての知識や技能、のぞむ態度を学びます。 |
事前準備 | 実習で行う予定の挨拶、自己紹介、歌絵本、紙芝居、手遊びなどの英訳、名札、プレゼントなどを用意します。 |
観察実習 | 実習園の保育計画や1日の流れ、子どもの生活態度、保育者と子どものかかわり合いと、保育者の役割などを理解します。 |
参加実習 | 遊びやクラスの活動、生活指導など保育活動に参加します。 |
指導実習 | 子どもの状態を把握し、前日の保育との関連、子どもの生活リズムなどを考え、教材を準備し指導します。 |
レポート提出 | 海外保育実習、オーストラリアでの生活を思い出してレポートにします。 |
海外体験プログラム
★海外児童福祉研修(ベトナム)
ストリートチルドレン友の会の保護施設をはじめ、障がい児施設や児童保護施設を訪問。恵まれない境遇にありながら、明るくたくましく生きる子どもたちと交流します。一緒に歌ったり、なわとびなどの遊びをして接するうち、言葉が通じなくても絆が結べるという保育の原点に触れることができます。また、生きる意味や家族の大切さについてなど、教室だけでは学べない多くのことを体験します。
★海外保育実習(ニュージーランド)
現地の園に入って実習を行う2週間のプログラムです。滞在はホームステイ方式で、現地家族との交流を深めます。ニュージーランドの保育指針【テファリキ】をワイカト大学教育学部で説明を受け、異なったアプローチの保育を体験します。週末は乗馬等、牧歌的な生活とマオリ文化と触れあうなどの異文化理解への貴重な経験となります。