メニュー

閉じる

学校法人 桜花学園 桜花学園大学

メニュー

閉じる

NEWS

2017.08.17イベント

受賞しました

広島大学教育学部英語教育学講座主催英語教育小論文コンテスト「10代・20代が創る未来の英語教育」に学芸学部英語学科3年の丸山知沙と清水渚の2名が応募し、それぞれ審査委員特別賞と佳作を受賞しました。

二人の入賞の連絡を受け、誰よりも喜んでくださったのが、授業で英語科教育法を教わっている柳田綾先生。柳田先生にコンテストへの応募を勧められ指導を受けながら、日ごろ感じていたこと、思っていたことを書き出したのが今回の小論文だったそうです。英語教員を目指している二人の、英語教育に対する熱い思いと教員になるための日ごろの努力がこういう形の結果を残したのではないかと思います。今回の受賞で、目ざす教員像がよりはっきりしてきたとその意気込みを述べる二人です。

以下は審査員の作品批評です。~広大教英ブログより~

佳作(清水渚さん・愛知県)

 現在大学で英語教育について学んでいる清水さんは、今一度原点に戻って英語教育を考えるべきだと主張します。清水さんの第一の提案は生徒主体の授業を作ることですが、これを彼女は自分が授業指導案を作りながら、なかなか生徒の立場に立って考えることができないという現実に基いて主張しています。カウンセリングといった生徒の気持ちを理解するための学びも重要だと清水さんは考えます。第二の提案は、言語習得上の生物学的な優位性を考えての「早期英語教育」ですが、清水さんはこれを、英語を「勉強」する場所ではなく、母国語以外の言語に「触れる」環境とするべきだと論じます。自ら深く考えての立案だと拝読しました。


審査員特別賞(丸山知沙さん・愛知県)

 丸山さんの訴えは痛烈です。日本の教育改革は、「子どものためといいながら本当は勝手な大人たちのエゴなのでは?」、「勉強ができない子とできる子の間の格差をなくすためではなく、むしろ学力の格差を増やす政策ばかりなのでは?」と丸山さんは問いかけます。また、「文武両道」で「教育熱心」と言われる地域での自分の中学校生活を振り返り、丸山さんは大量の勉強や長時間の部活を要求されて疲れ果てた自分たちが、いつのまにか「どうすれば先生からいい評価がもらえるか」と、教師の顔色ばかりうかがうようになっていたと述懐します。結論として、教育政策の議論よりも必要なことは「もっと生徒たちを信じること」と喝破する丸山さんの論文には、審査員特別賞を与えるべきと判断しました。

論文指導に当たってくださった柳田先生と一緒に